のーまん
Intel版Mac miniと最近購入したM1Pro MacBookProでDVD作成時間にどれくらい違いがあるのか検証しました。
この記事を見てわかる事
Intel Mac mini、Mac mini+eGPU、M1MacbookProでの
- Final cut proプロジェクトファイルのレンダリングにかかる時間
- DVDファイル書き出しにかかる時間
- IntelMacとM1Macの時間の差
- IntelMacとeGPUの有無による差
今回比較に使用したMac2機種とeGPUは以下の通り。
- Intel版Mac mini 2018 corei5 16GB 256GB
- MacBookPro14インチ M1Pro 10core 16GB 1TBSSD
- Radeon RX580 8GB
- Razer Core X
検証方法
- Final cut proのフルHD画質のプロジェクト(23分25秒)をレンダリングするのに要する時間を計測
*あらかじめレンダリングファイルを削除してから計測 - レンダリング後、DVDのイメージファイルを書き出すまでの時間を計測
- レンダリング後、ブルーレイのイメージファイルを書き出すまでの時間を計測
レンダリングにかかる時間
動画編集をしていてレンダリング待ちの時間が結構ストレスになりますし、Macの性能の差が現れる所でもあります。
Mac miniの18分52秒を100%とすると、eGPU有りで約87%に短縮、MacBook Proでは53%に短縮しています。さすがM1Pro搭載機です。
のーまん
eGPUはこの結果だけ見るとコストパフォーマンスがものすごく悪い。
ケースに3.6万、グラフィックカードに2万で計5.6万円です。当時のデスクトップMacの選択肢としては一体型のiMac、MacPro、Macminしかなく一体型からの脱却を目指していた私としてはMac miniを選択するしかなかったのです。MacProはご存知の通り高額すぎて手が出ません。
DVDのイメージファイルに書き出す時間
Final Cut ProからDVDのイメージファイルを書き出す時間を計測するとグラフのようになりました。ここでもeGPUの恩恵はあまり出ていません。機種間の時間の比率はレンダリングの時間の比率とほぼ一緒となっています。
ブルーレイイメージファイルに書き出す時間
Final cut Pro からブルーレイのディスクイメージを書き出した際にかかる時間を計測しました。DVDと違ってやや負荷のかかるタスクのようです。Mac mini、MacBookPro共に途中ファンが回り始めました。
ブルーレイに関してはMac miniとMacBookProの比率がやや縮まっています。
M1 MacBookPro を導入するメリット
- 処理速度が速い
- ネイティブ編集ができる(プロキシファイル作成が不要)
- ストレージを節約できる
- 音がいい
- 画面が綺麗
- ポートが豊富(取り敢えずドックやハブが不要)
まとめ
この記事では3つのタスク(レンダリング、DVDのディスクイメージ書き出し、ブルーレイのイメージ書き出し)の時間を計測しの比較をしました。
のーまん
MacBookairと迷いましたが、MacBookProを購入して満足です。
購入を検討していたMacBookAirだとこれらのタスクが何分になるか気になる所ですが、自分はMacBookProを選んで正解だと思います。
Intel Macを使用していてM1Pro MacBookの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
created by Rinker
¥169,800
2024/5/22 22:14:50
AppleシリコンのMacでDVDやブルーレイの書き出しをすると、Intel Macよりも画質が少し粗くなってしまいます。
そちらではそんな事はないですか?
特に動きのある映像の時にモザイクとまではいかないまでもノイズのような感じで微妙に粗くなるので、仕方なくM1Macで編集して古いIntel Macで書き出ししています。
もし対策等をご存知でしたらご教授いただけるとありがたいです。
麦さん、コメントありがとうございます。
当方では同じ動画をFinalcutの同じ設定でintel MacとAppleシリコンで比較したことはなかったので今度検証してみます。